バルーン法

嚥下障害はまだ続いており、食べ物を飲み込むことはできない。
食物を飲み込むと、食物は喉に移動する。
その時に食道入口部が持ち上がって、同時に入口部が開く。
食物はそこを通過して食道に移動する。
私の場合は食道入口部が開きにくく、食物を飲み込むと喉に溜まる感じになる。


食道入口部の筋肉は、力を抜くと閉まり、力を入れると開くらしい。
ここを直接刺激して、本来の動きを取り戻すために行う訓練がバルーン法である。

バルーン法で使うバルーンカテーテルはこれだ。

バルーン法は次の手順で行う。
1.バルーンカテーテルを用意しシリンジをセット
2.バルーンカテーテルを飲み込んで食道に入れる
3.シリンジを押し込み、バルーンカテーテルの先を膨らます
4.膨らましたまま引き抜いて、口から出す

入れる空気の量は5cc~10ccぐらいだ。
空気を入れるとこんな感じになる。

これを1セット20回、1日に3セット行う。
この訓練は自分でできるため自主トレとなった。
朝昼晩と行うことになる。
「オエ」っとなる時もあり、涙目になりながら訓練している。

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