腰痛、今度は何が起きた?

病院のベッドでいつものように睡眠していた。
最近、寝付きが良い。
日中、リハビリで適度に疲れているからだろうか。
腰の痛みに気付いて眠りから覚めた。
ぼんやりとした目で時計を確認したら、朝の5時過ぎだった。


腰の左側が痛い。
筋肉痛を疑って昨日の行動を思い返したが、普段と同じようなリハビリだけで腰を痛めた記憶が無い。
それに痛みを感じるのは左側だけ。
右側は温痛覚障害だから感じないのかとも考えた。
でも障害は皮膚の表面の痛みだけの筈、筋肉痛なら感じるはずだ。
そんなことを考えていると、痛みはどんどん増していった。
ついに痛みが我慢できないレベルに達し、私はナースコールを押した。
看護師が到着。
「左の腰が我慢できないぐらい痛い」「筋肉痛とは違う痛み」と伝えると、宿直の医師を呼ぶこととなった。
あまりの痛さに吐き気まで出てきた。
医師が到着。
筋肉痛ではない腰痛は尿管結石が疑われるとのことで、尿を確認することに。
トイレで排尿すると、今まで見たことのないような赤茶けた色だった。
(注意:クリックすると尿の写真が出ます。)

看護師が尿に血液が混じっているか検査したが、血液反応も出た。
これで尿管結石の疑いが高まった。
三年程前から健康診断で結石が指摘されていたのを思い出した。
「石が悪さするまでは放っておいてよい」と言われていたが、その悪さがついに始まったのか。

結論は私の担当医師が来て、レントゲンを撮ってからだすことに。
それまで座薬の鎮痛剤を入れることとなった。
「おしり出して」と言われ、おしりを出したらアッと言う間に座薬を入れられた。
さすがに手慣れたものである。
座薬を入れた看護師は男性だったが、同性だったためか恥ずかしい気がする。

担当医師が来てレントゲンを撮った。
結果は尿管と膀胱に結石が確認でき、尿管結石であることが確定した。
尿をたくさん出す必要があるので、点滴を行うこととなった。
久々の点滴である。

お昼前には痛みも治まった。
妻も病院に来たので、再度、担当医師から話を聞いた。
結石は尿管から移動するのを待つしかないとのこと。
再度、痛みがくる場合もあるし、尿と一緒に気付かないうちに排出される場合もあると言う。
結石が出るときの痛みは、かなり痛いらしい。
しばらくはビクビクしながら過ごすことになる。
もう痛みはたくさんだけど、入院中に起きたのは(病院だから)良かったのかもしれない。
今は左手に点滴をして、腰痛の様子を見ながらこのブログを書いている。

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