退院後の検査(1)

回復期病院を退院してからの初検査を急性期病院で受けた。
MRIを行い、病気の予後について話を聞くことが目的である。
私は病気そのものの治療や再発防止に関しては急性期病院で、リハビリに関しては回復期リハビリテーション病院でと分けて考えている。
そもそも脳梗塞は、動脈解離で急性期病院に入院してから発症した。
だから急性期病院では病気を最後まで診て欲しい気持ちが自分の中にある(色々な意味で)。


MRIを受けた回数も二桁台である。
二桁回数MRIを受けると、あの轟音の中で眠ることができるようになった。
初めてのMRIでは音の大きさと閉塞間でドキドキしたものだが、さすがに慣れてしまった。
ただ時間が半端なので、気持ち良く「うとうと」とし始めた頃には終了で起こされる。
MRIも機械によって音が違う。
急性期病院ではMRIを散々受けたので、聞きなれた音を思い出して懐かしさまで感じてしまった。

MRIを受けたのち診察まで時間があったので、入院していた病棟へ尋ねてみる事にした。
大変にお世話になった看護師さんもちょうど出勤していたので挨拶ができた。
「お陰様でここまで回復しました」のご挨拶である。
始めは私が誰だか分からなかったみたいだが、名前を言ったら思い出してもらえた。
「立っているから分からなかった」
たしかに急性期病院を退院した時は車椅子だったのだが、看護師さんもうまく言うものである。
おそらく、こういったシチュエーションはちょくちょくあるのだろう。

話は脱線するが、病院の職員の方は仕事中はほとんどがマスクをしている。
普段見るときはマスク姿が普通である。
別に妄想を膨らましている訳ではないが、マスクに隠れた部分を勝手に想像してしまう。
だからマスクを外している姿を見ると、誰だか分からない場合がある。
また誰かが分かっても、その差にビックリする場合もある。
あまりにもマスクの下が想像とは異なっているのである。
別に女性の看護師さんに限った話ではない。
(しつこいようだが、妄想を膨らましている訳ではない。)
男性のセラピストの方でも、マスクを外した姿にビックリしたことがある。
目だけ見ているととてもハッキリとした顔立ちに見えるのに、マスクを外すとそうでもなかったり、その逆の場合もある。
犯罪現場でマスク姿の犯人を見たとしても、犯人を特定するには当てにならないということである。

話は戻って、さすがにSCU(脳卒中ケアユニット)がある病棟なので、看護師さんも忙しそうである。
簡単に現状だけ説明して待合室に行く事にした。
看護師さんにとって、車椅子で病院を出た患者が、歩いて尋ねて来るのは喜ばしい限りであるとのこと。
私も歩いて尋ねれたことは大変に嬉しかった。
診察の結果は、次に回さしていただくことにする。

2件のコメントがあります

  1. アサヒ さん

    1か月前に同じ病気を発症しました42歳のサラリーマンです。
    飲み込みが1週間ほどでできるようになりましたので10日ほどで退院し自宅安静中そしてリハビリの毎日です。
    MRIとても好きにはなれませんね・・・ははは

    1. のすけパパ

      嚥下が早くに回復してよかったですね。
      リハビリは毎日欠かさずが肝要ですよね。
      私はリハビリを飛ばさないようにチェックシートつけてます。
      MRIは好きではないですが、慣れてしまいました(^^:)

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