マウスを変えてみた

私の仕事はIT関係である。
技術が好きなのでこの仕事についた。
なので根っからのエンジニアだと思う。
脳梗塞を発症した時も、歩くことよりキーボードを打つことの方を心配したぐらいであった。


幸いなことに運動障害は足に比べれば手の方はほとんどない。
しかし、左手は若干影響が残ってしまった。
動かないわけではないし、触れたことが分からないわけではない。
感覚だけで動かすと、思った位置からずれてしまっていることがある
「感覚だけで動かす」とは、目で見ながら手の動かすのではなく、感じだけで動かす場合である。
その場合、思った場所より数センチずれたところに移動してしまう。
発症直後は力の加減も難しかった。
口をゆすごうと水の入ったコップを口元にもってこようとしたら、コップが勢い良く鼻に当って水をぶちまけたこともあった。
今はこのようなことはない。
力の加減は早いうちに回復したし、位置のずれは目で確認しながら動かす癖をつけることによりカバーした。
逆に言えば、見ないで動かすと今でも位置がずれる。

この位置のずれ、日常生活のほとんどは困ることはない。
ずれても1~2センチぐらいなので、誤差の範囲と言えば範囲である。
だが、この「ずれ」で無性にイラつく時がある。
キーボードを打っている時だ。
キーボードを日頃から使う職業なので、ブラインドタッチでキーを打つ。
キーボードを見ないでキーを打つと、1~2センチぐらいずれて打ってしまう。
ちょうどキーひとつ分ぐらいずれるのである。
特にShiftやCtrlを押しながらの場合によくずれる。
Ctrlはコピー&ペーストを行う時に使う。
Ctrl+CやCtrl+Vである。
「C」も「V」も左側なので左手で押す位置にある。
コピー&ペーストが思い通りに動いてくれないと、とてもイライラしてしまう。

「多機能マウス」と言うのがあるのを思い出した。
普通のマウスよりもボタンが多い。
増えたボタンに自分で機能を割り当てることができる。
「そうだ!、多機能マウスを使って、コピー&ペーストをマウスで操作しよう!」
手を動かすことに関して右手は問題が無いので、右手で操作するマウスなら大丈夫だろう。
早速、多機能マウスをポチってしまった。
LogicoolのM560と言う製品である。

ホイールの手前とマウスの左側に新たなボタンが合計3個増えている。
このボタンにコピー&ペーストの機能を割り当てた。
使い勝手が良いかは、こういった物は「慣れ」の問題もあるので、もう少し使ってみないと分からない。
目的通りには、ちゃんと動作している。
工夫できるものは工夫して、健康な頃の生活を取り戻していきたいと思う。