胃液逆流

「胃液逆流」タイトルがちょっと大げさ?
ブログ集客のために、タイトルを意識しすぎかもしれない。
反省 m(_ _;)m
……
で、つまり、あの酸っぱい奴がこみ上げてくるアレである。


元来、あまり胃は丈夫ではない。
胃痛や胸焼けを感じることはよくある。
脳梗塞発症前は常に胃薬にお世話になっていた。
ほとんどが、お酒の飲み過ぎが原因ではあるのだが。

ここのところ立て続けに胃液がこみ上げてくることがあった。
薬が最近変わったので、薬で胃が荒れているのかもしれない。
でも胃が荒れていることだけが理由とは思えない。

胃液がこみ上げてきた時の姿勢に共通点がある。
お風呂でシャンプーしている時に二度、床に物を置いて作業していた時に一度。
要は下を向いている時に発生する。

嚥下障害のためバルーン訓練(バルーン法)が欠かせない。
三食の食事前に必ずバルーン訓練を行う。
バルーン訓練は二つの目的があると思う。
一つ目は麻痺している食道入口部への刺激である。
刺激を繰り返すことにより、神経接続が回復して麻痺している部分が動き出す可能性がある。
二つ目は食道入口部の弛緩である。
麻痺して開かない食道入口部をバルーン訓練によって緩めて(広げて)、食物を飲んだ時に食道へ入りやすくする。

バルーン訓練も半年ぐらいは行っている。
なので食道入口部はある程度は緩んでいると思う。
本来は喉元まで胃液が上がってきても、食道入口部が閉まることにより胃液が口の中まで来ることを防ぐ。
私の場合は、ここをバルーン訓練で緩めているので、上がってきた胃液が口の中まで簡単に流れ込んでしまうのではないかと。

食道入口部の緩みは「げっぷ」をした時にも感じる。
発症前は、いかにも狭い部分を押し広げてガスが抜ける感じ。
今では、緩くスルッとガスが抜ける。
「げっぷ」って感じがなく気持良さがない。

食道入口部を広げる手術を検討している。
この手術では食道入口部の筋肉を切断することにより、入口部を開きっぱなしにする。
手術を受ければ、今以上に食道入口部が緩むことになり(と言うより、閉まらなくなる)、胃液が逆流しないように常に注意が必要である。
下を向くのは出来る限り避けなければならない。
例えば、床の物を取るときは、しゃがんで上半身を起こしたまま取るようにする。

「手術を受けると、もう逆立ち(さかだち)はできないかもね」と妻へ話した。
「でも逆立ちしなければならないことは、もうないでしょ」と妻がいう。
確かにその通りなのだけど、できないことが増えるのは気が滅入る。

4件のコメントがあります

  1. さかどくん さん

    こんばんは。
    私の場合、胃噴門部、幽門部の絞まりが悪いようです。
    食道の入り口も緩いと思います。呑酸もありますし。
    でも、嚥下障害は少ないので、手術は効果があるかも知れませんね。

    1. のすけパパ

      「呑酸」という言葉があるのですね。
      知りませんでした。勉強になりました。
      それほど難しい手術とは思えないですが、やっぱり体にメスを入れるのは覚悟がいります。
      手術に向けて気持ちを整理中です。

  2. くうちゃん さん

    前回RCVSのコメントさせて頂きました。
    RCVSと動脈解離と診断が二転三転してますが結局の所わかりません。
    血管は元に戻り始めていますがまだ無理をすると細くなった部分がヒリヒリするような気がします。
    主さまの頭痛のほどはいかがですか??
    私は雨だと後頭部が重くなる感じがします。

    1. のすけパパ

      動脈解離は診断が難しい病気だと思います。
      MRIで血管の解離が写る場合もあるらしいですが、多くの場合は映らないみたいです。
      私も何度もMRIやCTを行いましたが、決定的な証拠は見つけられなかったようです。
      頭痛は発症直後はずっと、今でも時々発生します。
      温度や気圧の変化に敏感な体になってしまいました。

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