タイトルの通り、幸いなことに手術後の経過は良好である。
のどからの出血も止まり、真っ赤な唾液を吐き出すこともなくなった。
熱もそれほど上がることもなく(一時は38度ぐらいにはなった)、血液検査も問題がなかった。
予定より少し早めに転院ができそうだ。
手術は急性期病院で行った。
術後、新しい飲み込み方を習得するために、一か月程度のリハビリが必要である。
リハビリはリハビリテーション病院にて行う。
状態が安定すればリハビリテーション病院に転院する。
経管栄養用のチューブが鼻に入っている為か、鼻で息をするのが苦しい。
寝ている時は口で息をしているようで、口の中が乾燥してガビガビである。
乾燥している口腔内は雑菌で不潔になるので、湿らせたスティック・スポンジで掃除してやる必要がある。
のどの手術のため、口腔内は特に清潔にしておかなければならない。
手術前に歯科医により歯石除去が行われたぐらいであるから、普段以上に清潔にする必要があるのだろう。
ただ、唾液、痰、血液が混じってガビガビになったものは、そう簡単には落ちない。
スポンジでゴシゴシやると口腔内に傷を作ってしまうので逆効果になる。
丁寧に少しずつ汚れを落とすしかない。
口の中がきれいになってくると、のどの奥に異物があることに気づいた。
場所は「のどちんこ」の上あたりである。
指で触ってもゴツゴツしている。
血液や痰が固まって、こびりついているものではない。
どうやら糸のようである。
鼻の奥の弁を作った際に、縫った糸のようだ。
医師に聞いてみと、この糸は抜糸が不要らしく、そのうち吸収されてなくなるとのこと。
糸は一週間ぐらいが強度があって、一週間を過ぎると溶けて強度が落ちてくる。
縫った皮膚がくっつくには二週間かかる。
この術後の一週間から二週間のあいだが要注意期間とのこと。
糸が弱くなっているが、皮膚が完全にはくっついていないため、ちからが入ると裂けてしまう可能性がある。
裂けてしまうと、二度とくっつかないらしい。
口腔内に圧力がかからないように注意しなければならないが、大きな圧力がかかるのはクシャミとかである。
「クシャミを我慢しろ」と言われても、これは相当に難しい。
手術無事に終わって何よりです。
手術後の様子をブログで見るだけで、大変な手術だったのがわかります。
お疲れ様でした。
これからリハビリを行っておいしいもの食べらるようになるのを願っています。
クシャミを我慢するのはキビシイですね。
(^_^;)
ありがとうございます。
口腔内に圧力をかけないのが目的です。
我慢しながらクシャミをしてしまうと、かえって圧力をかけてしまって
悩ましいです。