ストレスと血圧

急性期病院に月一の検査に行ってきました。
その際、4月に仕事へ復帰する話をしました。
医師から「仕事でストレスをためないようにくれぐれも注意してください」とクギを刺されました。


先月の検査でMRIを受けました。
MRIの映像で、動脈解離を起こした血管に変化が出ていることがわかりました。
三か月前の映像と見比べると、血管が太くハッキリしてきています。
私が見ても違いが分かります。
もちろん血管が正常な状態に戻ってきているので、良いことには違いないそうです。

ただ喜んでばかりはいられないようです。
医師によると、このような血管の変化で出ている時期は要注意なのだそうです。
急激な血圧の上昇などで、血管に異常が発生する確率が上がっている時期らしいのです。
その時期に仕事に復帰するので、仕事で血圧が上がらないようにとの忠告でした。
特にストレスで血圧を上げることは出来る限り避けるようにと言われました。

医師からの忠告に思い当たるフシがあります。
私は短気なところがあります。
どちらかと言えばカッとなりやすい性格だと思います。
特に筋が通ってない話、矛盾した話、言い訳などを聞くとイラっときます。
声を荒らげることもしばしばあります。

動脈解離は脳梗塞の原因の中でも再発率が低い方です。
しかし再発をすれば、今度は寝たきりや最悪は死に至る可能性もあります。
再発だけはなんとしてでも避けなければなりません。
再発を避けるために、例えば「タバコをやめる」、「お酒をやめる」、「食生活を変える」、「運動をする」とかは、なんとかなりそうな気がします。
(実際、なんとかしていますし。)
「ストレスを避ける」これが一番難しいです。
自分の考え方や性格を変えることなので、一筋縄ではいかない気がします。

この体になってから、人に感謝する機会が増えました。
人からの助けをもらって生きている認識もしています。
感謝の気持ちを表すことに努力もしています。
それでもイラっとくるときはあります。
感謝している相手でも、イラっとくるときがあります。
感謝するのとイラッとくるのは別回路です。
これはどうにもなりません。

これからはイラっときたときに、自分の命を削っていることを思い出すしかないのかもしれません。
妻に「今度から怒る前に言うから、すかさず血圧計をつけてね」と笑いながら言いました。
そんな笑いながら話ができる気持ちがだいじなんだろうと感じました。

4件のコメントがあります

  1. さかどくん さん

    私は「瞬間沸騰症」ではなかったのですが、「感情失禁」の症状が出たように思います。
    症状は少し落ち着きましたが…。
    「ありがとう」は確かに増えました。
    以前はむやみに使うのはどうかと思っていましたが、この頃は何にでも使うようになっていて、相手に恐縮されて後から苦笑することがあります。。

    1. のすけパパ

      「感情失禁」とは、感情が溢れ出て抑えられなくなる感じでしょうか?
      そういえば、涙もろくもなりました。

  2. チャキ さん

    仕事にもうすぐ復帰ということでおめでとうございます。
    ただ仕事をすればどうしてもストレスは避けられないので、体のことを考え無理せず仕事をしてくださいね。
    自分も以前のようには体が動かなくてもどかしく感じることが多いですが、イライラしないように心がけてます。

    1. のすけパパ

      ありがとうございます。
      「穏やかに過ごす」心がけていますが、なかなかできていません(^^;)

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