嚥下障害にもいろいろありますが、水を飲むことが困難な場合が多いと思います。
水を飲むと、のどの奥で水が散らばってしまい、気道に入って誤嚥する危険性がとても高いのです。
この季節、熱中症対策にも水分補給が重要ですが、水がゴクゴクと飲めない私は水分補給用ゼリーを用います。
今回は水分補給ゼリーの飲み比べをレポートしたいと思います。
「アイソトニックゼリー(ニュートリー)」
リハビリ病院で紹介され、退院してからはずっと定期購入しています。
水分補給ゼリーで、スタンダードな存在だと思います。
飲み込みやすさ、味にもちろん問題はありません。
容器が柔らかいビニールで、吸いだして飲むと言うよりは容器を押してゼリーを押し出して飲めます。
若干、後味は残りますが、食事と一緒に飲んでも食事の味を邪魔することはありません。
「水分補給ゼリー(オリヒロプランデュ)」
アイソトニックゼリーより、少し固めで弾力があります。
グレープフルーツ風味なので、甘みがあります。
飲み方は、吸いだして飲む感じになります。
このタイプの容器は、最後の方になると結構なちからで吸い出す必要があります。
甘みが強いため単独で飲むには良いのですが、食事と一緒に飲むには食事を選びます。
食物繊維が入っているため、飲み過ぎるとおなかがゆるくなります。
「オーエスワン(大塚製薬)」
アイソトニックゼリーより、柔らかめです。
味はスポーツドリンク系で、塩味を感じます。
飲み方は、吸いだして飲む感じですが、容器がビニールのためひとつ上の水分補給ゼリーほどちからは必要ありません。
アイソトニックゼリーよりは少し味が濃いので、食事と一緒に飲むには食事を選びます。
「ごっくんゼリー(三和化学研究所)」
お茶味のゼリーを探したところ、唯一ここが緑茶味を出していたので、購入してみました。
お茶の味も香りもしません。
正直、相当に残念な感じです。
お茶のゼリーならば、自宅で作ることをおすすめします。
「水分補給ゼリー プラッシー(ハウス食品)」
子供の頃に飲んだ懐かしい味です。
若干、水分とゼリーが分離している時がありますが、逆さまにして水分だけ捨てれば問題ありません。
蒸し暑い外から帰ってきて、ジュースをゴクゴク飲みたい時に飲む感じです。
番外編「ちゅうちゅうゼリー(田那部青果)」
濃縮還元果汁ではなく、ストレート果汁を使ったゼリーです(100%ではないようです)。
少々値は張りますが、おいしいの一言です。
本当のフルーツを食べているようで、味も良いですが香りがフレッシュで最高です。
嚥下障害では、みかんなどもたべれませんが(かむと水分があふれるため)、そのストレスを解消してくれます。
値段を除けば、間違いなくおすすめです。
凄く参考になるレポートです。
良く流行雑誌に掲載される飲み比べ・食べ比べより参考になります。
小生がいいと思う理由(わけ!)
①レポートの構成(画像・本文)が読みやすくわかりやすい。のすけパパさんはIT関連のお仕事との事ですが、構成などパソコンのスキルが高そうですね。
②同じ疾病(ワレンベルグ症候群)にあわれた方のレポートは率直に自分自身に置き換え、そ体験談で自分に合うか合わないかの判断基準に出来る。
以上が読みやすく参考になるという小生の感想です。
ぜひとも同じ症状でリハビリを頑張っていらっしゃる方へのアドバイス・参考事例を引き続きアップを負担にならない程度にお願いします。
こんばんは。
喜んでいただき、またお褒めいただき、大変に嬉しいです。
同じ病気の方に、少しでも参考になれば幸いと思っています。
これからもブログへのアップ、頑張ります。