ジャーナリストでコメンテーターとしても活躍されていた竹田圭吾さんが亡くなられました。
番組に出演して「激ヤセ」になっていながらも、「でも、きっと回復に向かっているか、少なくとも小康状態なのか」と楽観的に見ていました。
自分の最後を覚悟されていた上での出演とは、想像していませんでした。
自分が同じ状況だったら、抜け殻のようになって日々を過ごしているような気がしてなりません。
私は感情の起伏が激しいところがあります。
穏やかに理路整然と話したいと思いますが、どうしても自分の感情が押さえられなくなってしまいます。
仕事で部下に怒鳴ることもしばしばあります。
そんな自分なので、竹田さんの物腰が柔らかい話し方と、だけど鋭く徹底的に調査されていると思われる話が好きでした。
あの話し方に、一種の憧れに近い感情をも持っていたのと自分で思います。
恐らくは、ここ数か月はとてととても大変な闘病生活を送られていたのだろうと思います。
がんは痛みも相当なものと聞きます。
髪の毛も抜け落ちる中(番組中にカツラだと告白されたこともありました)、最後まで仕事を続けて行こうと決心されたお気持ちは、胸が熱くなります。
竹田さんがご病気になってから、朝の生放送中に「愛してるよ」とカメラに向かって奥さまに告白されたことがありました。
とても印象深く記憶に残っています。
突然と思える行動で、もちろん台本にはない行動だと思います。
ご病気をされて、日々支えてくれている奥さまへの思いがあふれ出た自然な行動と思います。
竹田さんが亡くなられて、そのシーンが再放送され私は涙を誘われました。
川島なお美さんもそうでしたが、残された時間を自分で感じ取りながらも、それでもあきらめないで生き抜いていこうとする姿にこちらがちからをもらいます。
「自分が生きていることに、もっと言えば、自分が生かされていることに思いを寄せ、日々を大切に過ごしていこう」
月並みな表現かもしれませんが、こんなことを再認識しています。
そして、私は毎日実行していることがあります。
寝る前に妻へ「今日もありがとうね~」と言うことです。
心のなかでは、
「こんな体になってゴメンね。今日も支えてくれてありがとう。そして愛してるよ。明日も頑張って生きるからね」
フルで言うには、ちょっと長すぎて照れくささもあるので……
私もこんな体(こんな頭)になって
人に感謝する心を学びました。
以前旦那が冗談交じりに言ったことがあります。
「反対の立場だったら、絶対にお前は俺を捨ててるよな」
これは冗談でしたが、紛れのない真実だと思います。
やっぱり神様は良く見てる。
自分のことだけを考えていた私を病気にしてくれました。
せっかく助かったこの体。
これからはもっと周りの人を大切にしないと。
こんにちは。
こちらの反応が悪くてすみません。
私は日々穏やかに過ごそうと思いますが、短気な性格はなかなか変わりません。
でも外に出て、人の優しい心遣いに感謝の気持ちでいっぱいになる時があります。
だから自分も精一杯生きることをしないと、その方たちを裏切ることになるような気がしています。
お二人とも、お仕事に殉じたように思います。
すばらしいプロ意識だと思います。
私はそのような生き方はとてもできないですねぇ。
でも、できていたらうつになっていたかも知れませんね。
こんにちは。
同感です。
並の精神力ではないと思います。
ただ、私も死ぬ間際に後悔しない生き方だけはしようと、日々考えています。