病気なって、薬を毎日飲むためか胃の調子が悪いです。
夕食時に油っぽいものを食べたりすると、胸焼けがします。
一応、胃薬も一緒に処方されているのですが、胃薬は一日一回朝だけ飲みます。

夕食後に胸焼けがするときは、食べものの消化も進んでいないようです。
食道の入り口の弁が効かない私は(手術によって)、胃の中が空っぽでないと横になることができません。
消化しきれていない食べものが胃に残っていると、横になると口に戻ってきてしまいます。
こんな時は、仕方がないので胃薬を飲みます。

嚥下障害では薬を飲むのも苦労します。
普段の薬は、砕いてヨーグルトに混ぜたり、ゼリーに振りかけたりして飲みます。
胃薬は胃の調子が悪いから飲むのであって、ここで食べものをまた食べたくはありません。
胃薬には液体タイプもあるので、今まではこれを利用していました。

液体タイプの胃薬もちょっと問題があります。
それは値が張ることです。
一本300円~500円ぐらいします。
ちょくちょく飲める金額ではありません。

錠剤タイプの胃薬だと安価なのですが、錠剤は飲むのが大変です。
ゼリー状の水分補給剤と合わせて飲むのですが、のどの奥に錠剤が必ずと言ってよいほど残ります。
「ゴヘッ」っとすると口に戻せるのですが、溶けかけた胃薬が戻ってきます。

重曹が胃薬の代わりになることは前から知っていました。
胃酸の出過ぎで胸焼けになっていると思うので、重曹で胃酸を中和できます。
なんといっても、重曹はとても安価です。

早速、重曹を買ってきました。
50ccの水に3グラムの重曹を溶かし、そこにレモンエキスを少し垂らします。
重曹水だけでは飲みにくいのですが、レモンを入れれば少しはマシな味になります。

「おいしい」とは決して言えませんが、錠剤の胃薬が口に戻った時よりマシな味です。
胸焼けへの効果は感じられるので、しばらく続けてみようと思います。