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バルーン訓練その後

ワレンベルグ症候群で嚥下障害になって、それを改善するためにわたしは手術を受けました。
「輪状咽頭筋切除術」と言う、食道の入り口を広げる手術です。
手術を受けてから1年以上過ぎました。


手術の詳しい話は以前に書いていますので、興味の有る方はそちらをご覧ください。


嚥下障害では、バルーンカテーテルを使った訓練を良く行います(バルーン法)。
バルーンカテーテルを飲み込んで、膨らませて引き抜くことにより、食道の入り口を広げます。

食道の入り口の弁は、通常は閉まっていて、弁の筋肉にチカラが入ると開きます。
この筋肉は飲み込みの一連の動作の中で無意識に動きます。
嚥下障害では、その筋肉がマヒして動かなくなります。

手術前のバルーン訓練では、バルーンカテーテルを引き抜く時に結構な抵抗があります。
膨らんだバルーンが、閉じている弁を押し広げるので、引き抜くのにチカラが必要です。
私は術後はバルーンカテーテルが簡単に引き抜けるものと思っていました。
弁の筋肉を取り去るので、弁が閉まることはない、あるいは、閉まっているとしても軽いチカラで閉まっていると思っていました。
ところが今でもバルーン訓練を行うと、バルーンを引き抜くのに抵抗があります。
もちろん手術前に比べれば全然軽くなりましたが、まったく抵抗がないといえる感じではありません。

事実、「ゲップ」が出る時も、のどの奥に弁がある感じはします。
以前のように、たまった空気が弁を広げて一気に押し出される感じではありません。
しまりの悪い弁から、空気が漏れるような感じです。

手術により弁の筋肉を取り去るので、術後はバルーン訓練が不必要になることもメリットのはずでした。
実際は今でもバルーン訓練を行います。
バルーン訓練の頻度は減りましたが、バルーン訓練をおこなった方が飲み込みやすい感じがしています。

以上、報告までですが、同じ手術を受けようとされている方の参考になればと思います。
私のブログにたどり着く検索キーワードを見ても、「輪状咽頭筋切除術」はちょくちょくあります。
それだけ、情報が少ないのだと思います。

私は「喉頭挙上術」は受けていません(のどを引っ張り上げる手術)。
この手術を受けると、また感じが違うのかもしれません。

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