やっと薬から解放

急性期病院へ定期検査に行ってきました。
今回はMRIと血液検査です。
MRIは六か月ごと、血液検査は三か月ごとに受けています。


血液検査は脳梗塞の検査というよりは、血中コレステロールの検査が目的です。
私は悪玉コレステロール値が正常値の範囲にギリギリなので、検査を続けています。

MRIでは動脈解離を起こした血管の状態と、新たな脳梗塞が発生していないかを確認をしています。
六か月前のMRIで、血管の状態が正常な状態に戻っていることが確認できました。
今回のMRIで問題が見つからなければ、薬を止めても良いと医師から言われていました。

薬とはいわゆる「血液をサラサラにする薬」で、脳梗塞を発症した場合は長期間服用します。
(一般名はシロスタゾール)
場合によっては一生飲み続けることもあるようです。
薬には多かれ少なかれ副作用があるものですが、この薬の副作用に私は苦しんできました。
最大の副作用は胃の具合が悪くなることです。
「胸のむかつき」が頻繁に発生します。
特に空腹時には多く発生します。
そのほか「血が止まりにくい」とか「頭痛」とかがありましたが、「胸のむかつき」に比べれば我慢できる範囲です。

この薬が止められると、かなりラクになると思います。
MRIの結果に問題はなく、医師から、
「薬を止めて様子をみてみましょうか?」
と言われました。
もちろん、喜んで返事をしました。

脳梗塞を発症して、約4年。
「4年間も薬を続けたこと」ということです。
「胸のむかつき」から解放されるならとてもうれしいのですが、なんだか感慨深いものもあります。

2件のコメントがあります

  1. みやび丸 さん

    私は44歳の去年の11月末に倒れて脳梗塞になりました。
    内径動脈の脳梗塞で、その場で亡くなるか、助かっても半身不随と言われ、今、こうして生活している事が不思議だと先生に言われました。
    呼んでもらった救急車が私の異常を判断できず、病院に連れてってもらえなかったんです。
    翌日両親が病院に連れてってくれ、何とか助かりました。
    退院後の検査で動脈瘤も発見されました。今もずっと三種類の飲み薬を続けていて、2ヶ月に一回の診察と、6ヶ月に一度の検査です。
    右手足の力や視力の弱さ、記憶が薄くなり、言葉が詰まりやすく、バーっと何か説明をされても途中でわからなくなってしまいます。
    首の血管なのか筋なのか、痛みも続いてます。
    改めて仕事を探してるのですが、脳梗塞と言うだけで、職場で再発されて倒れられたら困るからと、断られ続け、めげてばかりの毎日です。
    好きだった趣味も諦め、私が退院してまもなく祖母が亡くなり、何だか良い事がなく、先の光も見えてこない毎日ですが、SNSを通して、同じ脳卒中でも皆さんも頑張ってるんだと、切れてしまいそうな心を何とか必死で踏ん張ってます。
    薬、中止できて良かったですね!
    その分、水分補給を多く摂るようされるといいですね。

    1. のすけパパ

      無事に生還されて、なによりだと思います。
      病気を発症するのも運かもしれませんが、その後の病院や治療などにも運を感じます。
      (もっともこうやって、生きていること自体が運かもしれませんが。)
      幸い私は仕事に復帰できましたが、通勤で人の優しさに触れることも多く、「世の中捨てたもんじゃない」と思ったりします。
      生きていれば、必ず良いことが訪れますよ。
      頑張って行きましょう。

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