寝る姿勢とワレンベルグ症候群の後遺症

健常者の方なら、寝る向きを寝る前に悩まないでしょう。
「仰向き」、「右向き」、「左向き」、あるいは「うつ伏せ」。
寝る姿勢に癖や習慣はあるとは思いますが、多くの人にとって悩む必要のないことです。

私は昔から横向きで寝る癖があります。
しかし、ワレンベルグ症候群を発症してからは、どちらを向いて眠るかが毎晩の課題になりました。
眠る前に「今日は右を向こうか、左を向こうか」と考える。
その小さな選択の積み重ねで、今の私の睡眠は成り立っています。

「仰向き寝」と「横向き寝」

「仰向き寝」と「横向き寝」の一般的な特徴を生成AIに質問してみました。
以下がその回答です。

仰向き寝のメリット

  • 体のバランスが良い
  • 肩や腰に負担が分散される
  • 顔にシワができにくいといわれている

仰向き寝のデメリット

  • 舌が喉に落ちやすく、いびきや無呼吸につながる
  • 胃酸が逆流しやすい

横向き寝のメリット

  • 気道が確保されやすく、いびきが減る
  • 胃酸の逆流を防ぎやすい(特に左向き)
  • 妊婦さんに推奨される姿勢(左向き寝のメリットを参照)

横向き寝のデメリット

  • 下になった肩や腰に負担がかかる
  • 顔の片側に圧がかかり、跡やシワがつきやすい

「左向き寝」と「右向き寝」

「左向き寝」と「右向き寝」の一般的な特徴を生成AIに質問してみました。
以下がその回答です。

左向き寝のメリット

  • 胃は左側にあるため、胃酸が胃の底部に溜まり逆流を防ぎやすい
  • 心臓への圧迫が少ない
  • 子宮が下大静脈を圧迫しにくく、妊婦さんに推奨

左向き寝のデメリット

  • 心臓が胸壁(胸の外側の壁)に近づきやすく、心拍を感じやすい

右向き寝のメリット

  • 心臓から離れるので心拍を感じにくく、リラックスしやすい
  • 心臓の位置が下がり、圧迫感が軽減
  • 大きな肝臓が下になるので、横隔膜の動きが楽になり呼吸がしやすい

右向き寝のデメリット

  • 胃酸の逆流が起きやすい

後遺症と薬の副作用が与える影響

私にはワレンベルグ症候群の後遺症がいくつかあり、寝姿勢を制限します。
右半身には温痛覚障害があり、右を下にすると強い違和感が生じます。
また、顔の左半分には痛みがあり、枕に触れると痛みが増します。
さらに嚥下障害によって唾液を飲み込めず、仰向きに寝ると唾液が喉に落ちてしまいます。

こうした後遺症に加えて、服薬の副作用も影響します。
薬によって胃酸が多く分泌されるため、寝る姿勢によっては胃酸が逆流し、不快感で眠れなくなるのです。
ワレンベルグ症候群とは直接関係しないものの、睡眠環境を整えるうえで避けられない問題となっています。

後遺症と副作用、この二つが重なることで「どの姿勢で眠るか」は極めて重要な課題になっています。

* 嚥下障害の程度や対処法は個人により異なるため、医師の指導のもとで安全な睡眠方法を検討することをお勧めします。

唾液と誤嚥への不安と工夫

嚥下障害があるため、就寝中に唾液が喉に落ちるとむせて目が覚めることがあります。
もし気づかずに気道へ流れ込めば、誤嚥性肺炎につながりかねません。
横向き寝が昔からの癖ですが、肺炎は命に関わるため、仰向き寝は意識的に避けています。

唾液の問題に対処するため、私はいくつかの工夫をしています。

  • 目が覚めたときに、ベッド横の唾液吐き出し用カップへ唾液を吐き出す
    (小さなプラスチックの桶を使っています)
  • 口呼吸で唾液を乾燥させる
    (ただし口がカピカピになって覚醒してしまうことも)
  • 横向きで口を開けて外へ流す
    (枕の上と下にタオルを敷きますが、唾液で濡れていることがあります)

さらに、寝る方向をあらかじめ決める工夫も欠かせません。
ベッドの横に小さな椅子を置き、その上に唾液吐き出し用カップとティッシュを常備。
右向き寝ならば椅子を右に、左向き寝ならば椅子を左に移動させます。
こうした準備によって、その夜の寝姿勢が決まります。

日常に加わった工夫と向き合い方

病気になる前は、寝る姿勢を真剣に考えることなどありませんでした。
しかし今では、「どう寝るか」が健康に直結しています。
向きを誤れば、痛みや胃の不快感で眠れず、時には命に関わるリスクさえあります。

当たり前だった日常の一コマが、病気や薬の影響を経て「工夫が必要なこと」に変わりました。
それでも、工夫を重ねることで、少しずつQOL(生活の質)を高めていきたいと感じています。

(注)生成AIは誤った回答を示すことがあり、正確性はできる限り確認していますが不十分な場合もあります。

横向き寝で眠る男性の画像
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