動脈解離後「血管はきれい」と言われましたが、詳しい状態が分からないまま経過しています。
現在考えられる血管の状態を整理しました。
今日は、少し「今さら」と思われるかもしれない話を書きます。
しかし、私の中では以前から気になっていたことです。
ワレンベルグ症候群の原因は「動脈解離」でした。
ここまでは医師から説明を受け、理解しています。
ただ、その後の血管の状態については、はっきり認識できていません。
一度、診察時にMRI画像を見ながら「血管はきれいになっています」と言われたことがあります。
しかし、その「きれいになった」という言葉が具体的に何を意味するのかは確認できませんでした。
聞きそびれたというより、その言葉に安心してしまい、それ以上踏み込まなかったのだと思います。
そもそも動脈解離とは、血管の中で何が起きているのか
動脈解離は、血管の壁が裂け、壁の内部に血液が入り込む状態です。
これを壁内血腫と呼びます。
その結果、血液の通り道が狭くなったり、詰まったりします。
さらに時間の経過とともに、血管の形状が変化することもあります。
そのため、画像検査による経時的な評価が重要とされています。
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動脈解離の「その後」に起こり得る状態
ここからは、現在考えられる血管の状態について整理します。
① 再開通して改善している状態
解離によって狭くなった、あるいは詰まっていた血管が、時間の経過とともに再び開通することがあります。
血流が回復し、形態も比較的正常に近づく場合です。
これであれば、最も望ましい経過といえます。
② 狭窄が残ったまま安定している状態
血管が完全には元に戻らず、狭い部分が残ることがあります。
左右差がそのまま固定されることもあります。
自覚症状がほとんどないまま経過することもあり、気付かないまま長期間過ごす場合もあるようです。
③ 閉塞したままだが代償されている状態
血管が閉塞したままでも、他の血管が血流を補うことがあります。
いわゆる側副血行路による代償です。
日常生活に支障がないこともありますが、画像で確認しなければ実際の状態は分かりません。
④ 血管の形が変化したまま残っている状態
動脈解離の後、血管の一部がふくらんだような形で残ることがあります。
解離性動脈瘤と呼ばれる形態に近い状態です。
この場合は、経過観察が重要になるとされています。
「説明を受けていない」のではなく「記憶に残っていない」可能性
入院中は不安も強く、情報量も非常に多い状況でした。
医師の説明を受けていても、十分に整理できていなかった可能性があります。
重要な説明ほど、余裕がないと記憶に残りにくいものです。
次の診察で確認したいこと
次回の診察では、最新のMRI画像をもとに、現在の血管の状態を評価していただきたいと考えています。
そのうえで、次の点を確認したいと思っています。
- 解離したのは、どの血管のどの部位だったのか
- 当時は狭窄だったのか、閉塞だったのか
- 現在は再開通、狭窄残存、閉塞、形態変化のいずれに近いのか
口頭では抜けてしまう可能性があるため、メモして持参するつもりです。
最後に
これまで、血管の状態を詳しく知らなくても生活はできていました。
しかし、ふとしたときに不安がよぎることがあります。
「あの血管は、今どうなっているのだろう」と。
次回の診察では、きちんと確認してみようと思います。
進展があれば、また記録として書き残します。
免責について
筆者は医療従事者ではなく、医学的な正確性を保証するものではありません。
症状や治療、検査に関する判断は、必ず主治医などの医療専門職にご相談のうえ、ご自身でご確認ください。

