お尻の痛みと大腸内視鏡検査への道

肛門の痛みをきっかけに、痔と診断されるまでの経緯と、大腸内視鏡検査を勧められた体験をお伝えします。

夜中に目が覚めるほどの痛み

おしりに違和感を感じ始めたのは、4〜5ヶ月前のことです。
睡眠中に肛門の奥が痛くなり、目が覚めました。
喉も渇いていたため、嚥下障害者用の水分補給ゼリー(アイソトニックゼリー)を摂取しました。
私はワレンベルグ症候群による嚥下障害のため、咽頭の筋肉を手術で切除しています。
その影響で、胃に何かを入れた直後は横になれません。
胃の内容物が喉や口に逆流するおそれがあるためです。
その日も、ゼリーが胃から消化されるまでの約1時間、起き続けました。
起き続けているうちに、おしりの痛みも次第に治まりました。

繰り返す痛みと病院受診への葛藤

最初の痛みからおよそ1ヶ月後、再び痛みで目が覚めました。
前回とまったく同じ症状で、起き続けていると痛みは治まりました。
2回目ということで気にはなりましたが、部位が部位だけに、病院へ行くことをためらいました。
排便時の出血や血便もなかったため、受診の決心がつかなかったのです。
しかし、その後さらに3回目の痛みに襲われました。
さすがに3度目ともなると、不安は大きくなります。

「ガン」の不安を抱えながら受診を決意

肛門の出口や排便に異常はありませんでした。
それだけに、余計に深刻な病気を想像してしまいます。
頭をよぎったのは「ガン」という言葉でした。
一度そう考えてしまうと、不安はどんどん膨らんでいきます。
意を決してAIに相談すると、まず「肛門科」を受診するよう案内されました。
そこで、近くの肛門科を受診することにしました。

肛門科での診察

診察では、おしりを出して脚を抱える姿勢で横になります。
後ろ側は見えないため、医師が何をしているかはわかりません。
「はーい、力を抜いて息を吐いて」
指示通りにすると、肛門に指が入れられ、内部を確認されました。
続いて、肛門鏡という器具でも内部を観察されました。
診察が終わり、椅子に座ると、心臓の鼓動が高まります。
「痔、ですね〜」
痔? 頭の中はハテナだらけでした。
切れているわけでも、いぼができているわけでもなかったからです。
とはいえ、ガンではなかったことに、まずは胸をなでおろしました。

薬の使用と続く違和感

医師から2週間分の薬が処方され、朝晩1日2回、肛門内に注入する生活が始まりました。
しかし、薬が終わった後も、肛門に違和感が残りました。
便意のようなものを感じるのですが、トイレに行っても排便はありません。
違和感が続くため、再び受診しました。
今度は少し長めの薬が処方されました。

大腸内視鏡検査を勧められる

再診の際、医師から大腸内視鏡検査を勧められました。
医師の説明は次の通りです。
おそらく痔とは思うが、他の病気の可能性も否定できない。
大腸ガンなどの重大な病気も、早期発見であれば治療が可能。
今回見逃して病気が進行してしまうと、取り返しがつかない場合がある。
他の可能性を排除するためにも、大腸内視鏡検査をおすすめする、とのことでした。
私は「検討します」と答え、病院を後にしました。

周囲の経験談と検査への前向きな気持ち

職場で話をしてみると、大腸内視鏡検査を経験した人が意外に多く、驚きました。
また、友人と会う機会があり、その友人も検査経験者でした。
こうした話を聞くうちに、検査を受けようという気持ちが固まってきました。
しかし、大きな問題がひとつあります。
検査当日は腸内をきれいにするため、約2リットルの水分を摂取しなければなりません。
嚥下障害を抱える私にとって、これが最大の難関です。

以降、次号につづく

痔や診察や大腸内視鏡検査を待つ病院の待合室

ブログランキング・にほんブログ村へ ⇐クリックをお願いします
PVアクセスランキング にほんブログ村

コメントを残す