発症9か月後の症状1(運動編)

最近ブログを更新するモチベーションが湧かない。
入院中はリハビリに専念して、これからのことは退院してから考えることにしていた。
退院してそのツケが一挙に来た。
考えなければならないことや、心配事がたくさんある。
なかなかブログに気持ちが回らない。
だが、気持ち入れ替えてブログを更新しなければと思う(反省である)。


発症して9か月が過ぎた。
症状については、今まで一か月毎に書いていた。
最後に書いたのは発症後六か月後であるから、三か月ぶりである。
時間を空けてしまったので、現在の症状について何回かに分けて詳しく書こうと思う。
今回は運動機能についてだ。

【歩き】

平坦な道なら不安定ながらも「杖なし」で歩ける。
家から駅までの歩行時間を発症前と比べたら、5割増であった。
階段も手摺があれば一人で昇り降りできる。
小走り程度であれば、少しぐらいの距離なら走れる。
走ると言うよりは、早歩きぐらいの速度ではあるが。
早歩きができるかどうかは、日常の安全確保に大きく影響する。
信号を渡る場合にも余裕ができる。
小走りをすると、タコ踊り状態になる。
バランスを取ること、手足を同期させて動かすことが難しいためだと思う。
タコ踊り状態はリハビリを続けることにより、今後かなり改善していく気がする。

【手の動き】

右手は文字を書くのがつらい。
たくさん文字を書くと、文字が乱れ始める。
左手はパソコンを使うときに、キーボードをブラインドタッチするとキーひとつ分ぐらいズレていることが良くある。
これ以外は、日常生活で不自由はあまり感じない。

【スリッパ】

自宅は床がフローリングのため、スリッパ履きにしていた。
スリッパを履いて歩くと、スリッパが脱げることが良くある。
脳梗塞の前兆診断に「スリッパが脱げないか」があるぐらいだから、スリッパが脱げないように歩くことは高度な動作なのだろう。
セラピストには「スリッパは脱げると危ないので、かかとがあるタイプにしてください」と言われた。
まだバランスを崩して転んだことはないので、自分ではリハビリを兼ねてと思いながらスリッパ履きを続けている。

【杖】

前述のように杖を使わなくてもなんとか歩ける。
杖を使った方が安定はするし、精神的な安心感がある。
だが妻は、私が杖を使うことを嫌がっているようだった(気持ちは分かる)。
バスを降りる時に「もたもた」していると、後ろから少し押されたことがあった。
優先席に座っていると、強い視線を感じるときがあった。
なので、公共交通機関を使う場合は杖を使うことにした。
残念ではあるが「私は歩くのが不自由である」ことを周囲に認知してもらうためである。

自分が杖を使って気づいたことがある。
世の中、杖を使っている方がとても多いことである。
自分が元気な頃に、杖を使っている方に十分な配慮ができていたかを今更ながら反省している。

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