二か月ほど前から左手の震えを自覚し始めた。
「震え」と言うよりは、「揺れ」の方が近い。
震えよりゆっくりと大きく揺れる。
発症後は無かった気がするが、気がついていなかったのかもしれない。
「揺れ」は普通にしているときは出ない。
こうやってキーボードを打っている時も出てこない。
ある一定のちからを入れていて、手を静止させようとすると揺れてくる。
一定のちからとは、弱くもなく強くもない中間のレベルである。
お茶碗などを持ち上げて、空中で静止させようとすると揺れてくる。
もっと強い力が必要な、重い物を持ち上げるのは大丈夫である。
力加減の微妙な調整が上手くできなくなったのか。
左手の揺れは、普段は特に困らない。
お茶碗は入っている物がこぼれるほど揺れるわけではないので、なんとかなる。
今までの揺れで困った経験は二つある。
- 一眼のデジカメで写真を写そうとするとき
- マグネット付きドライバーにネジをくっつけて、ネジ穴にネジを入れようとしたとき
一眼のデジカメは左手でカメラを支える。
カメラが揺れれば、構図が定まらないし手ブレも発生する。
ドライバーは揺れてしまうと、マグネットでくっつけているネジが外れてしまう。
どちらもマニアックな話で申し訳ない。
ドライバーは右手で持てば問題のないのだが、デジカメは左右を入れ替えることはできない。
左手が揺れる件は作業療法士にまだ相談していない。
退院後の外来リハビリでは作業療法は受けていないので、今度、機会があれば相談してみようと思う。
ひょっとするとリハビリで改善するかもしれない。
病気になってから、いろいろな症状を自覚するのだが、一喜一憂することをできるかぎりやめた。
あまり落ち込んでも仕方がないし、工夫できるものは工夫して生きて行くしかない。
病気の先輩方もいろいろと工夫されている。
先輩方の工夫を聞くと、ホントに関心することがある。
皆さん、経験の中からいろいろと工夫して乗り越えられている。
肉体は種々問題が出るが、「精神を病んではいけない」とあらためて思う今日このごろである。
左手が揺れる件も、なにか工夫ができればブログで紹介していきたい。