様々な検査

脳梗塞発症後、脳の血管が細くなっているところが結構あり、原因究明と経過観察のため様々な検査を行う。
RCVS(可逆性脳血管攣縮症候群)と言う病気の疑いもあったが、2週間ぐらいで血管は元に戻り始めた。


【MRI】
合計9回受診。
脳の血管の状態確認のため行う。
MRIは大きな音がするが、慣れると寝ることもできた(人間って凄い)。

【CT】
脳動脈解離はMRIでは診断が難しいらしいためCTも併用。
造影剤を入れないで1回、入れて3回の合計4回受診。
造影剤を入れた時は、点滴部から注入、足の付け根からカテーテルによる注入、手首からカテーテルによる注入の3種類。
血管へのカテーテル挿入はリスクが高いらしい。
血管に入れたカテーテルを抜く際に血栓ができ、それが脳などに飛ぶ可能性がある。
またCTの被ばくリスクも気になる。
もちろんCTやカテーテル挿入を断ることもできるが、リスクと病気診断の天秤となり、診断を優先することにした。
造影剤は体内に入ると熱く感じる。
特にカテーテルで脳の近くに造影剤を入れると、熱湯を入れたような感じがし気が遠くなる時もあった。
手首からカテーテルを入れた際は、そのカテーテルを抜くの時に血管がきしむ感じがする。
ゴムチューブに針がねを入れて、それを抜こうとすると「ギュ、ギュ」とゴムチューブがきしむが、これと同じような感じが腕の血管でも感じる。

【骨髄検査】
相当に痛いと聞いていたので、覚悟して検査に向かう。
ベッドで寝て横を向き体を丸める。
一番細い針と言うことで、痛みは我慢できる範囲。
問題なし。

【エコー】
胸部エコーと頸部エコー。
胸部エコーは念のための心臓の検査。
頸部エコーは血流を確認するための検査。
両検査とも問題なし。

【レントゲン】
経管栄養のチューブが食道に入ってて、胃の入り口に到達しているかレントゲンで確認。

【採血】
5回~6回。
検査とは関係ないが、右腕と左腕では針を刺す痛さが違う。
右側は温痛覚障害だが、針が皮膚の表面を突き抜けて中に入ると痛みを感じる。
痛覚の麻痺は皮膚の表面で発生しているようだ。

【VE(嚥下内視鏡検査)】
嚥下障害の状態を確認するために行う。
鼻から内視鏡(カメラ)を挿入して、喉の状態を見る。
内視鏡を入れたままゼリーの飲み込みを行い、ゼリーが食道に送り込まれるかを確認する。
私の場合、食道入口部が開かずゼリーが喉に残る。

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