転院と一時帰宅

一般病棟に移ってから、Facebookで自分の病気を公表した。
たくさんの方が見舞いに来てくれた。
皆さん病名には驚いているが、想像していたよりも元気に見えるらしく一安心して帰って行った。


Facebookに公表することは相当に悩んだ。
しかし、メッセージをもらったり、病院に見舞いに来てくれるなど、随分と励まされた。
励ましはリハビリを行うモチベーションにつながる。
Facebookに公表して良かったと思っている。

パソコンのキーは問題なく打てたのでパソコンで日記を付けようとしたが、それならと思いtwitterも始めた。
病室に有線LANの接続口があり重宝した。

この病院は急性期病院なので、回復期リハビリテーション病院に転院する必要がある。
この病院で紹介できる回復期リハビリテーション病院はいくつかある。
妻に見学を頼み、その上で病院を選択した。
ホントは自分で見学したいのだが、これだけはどうにもならない。
11月1日転院することとなった。
転院を前に、今日、初めての一時帰宅ができる。
約一か月半ぶりの自宅である。
一時帰宅はなかなか許可が下りなかった。
ロフストランドクラッチ杖ではまだ危なっかしく、万が一怪我をすると許可した病院側の責任があるので渋っている。
また経管栄養のため、鼻からチューブが入っている。
これも病院側が難色を示した理由らしい。
聞いてみると、重症患者が病院から逃亡したかのように見え、通報される場合があるからだ。
付き添いが2名で、移動は自家用車を使うことで許可が出た。

午後に一時帰宅した。
妻と妻の妹が車で迎えにきてくれた。
病院から自宅まで約30分間の移動である。
流れる景色を見ていると、若干「めまい」を感じる。
これも症状の一つかもしれない。
復帰後の車の運転に不安がよぎったが、今はまだそんな時期ではないと思った。
車の中では、自宅に帰ったら病院には戻れなくなるのではと自分で自分を心配した。

自宅に到着。
たった一か月半であるが、なにもかもが懐かしく匂いまで懐かしい。
ついこの前まで、ここで普通に生活してたかと思うと涙が溢れそうになったが、家族の手前なんとかこらえる。
自宅にいる時間はあっと言う間に過ぎた。
時間になり用事も済ませたので、病院に戻ることにした。
明日からはリハビリ専門の病院、とにかくリハビリを頑張って元の生活を取り戻すつもりだ。

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