回復期リハビリテーション病院

今日は回復期リハビリテーション病院に転院の日。
お世話になった看護師さんへ、車いすでお別れの挨拶にまわった。
皆「今度は歩いて来てね」と言ってくれる。
再びこの病院に検査で訪れるときは、もちろん歩いて来るつもりだ。
看護師さん、ヘルパーさん、リハビリのセラピストさん、ホントにありがとう。


急性期病院から回復期リハビリテーション病院にはタクシーで移動。
約45分ぐらいの旅。
どちらも自宅からはそれほど離れていないので、見慣れた風景が流れる。
学校や職場を変わる時のような、期待と緊張に包まれる。

回復期リハビリテーション病院に到着。
病室が聞いていた部屋と違う。
ソーシャルワーカーが病院側の言い分を淡々と言う。
妻が対応しているが、らちがあかないようなので私が口をはさむ。
病院側の対応がのっけからこんな状態だと、先が思いやられる。
最終的には部屋が移動になり、ソーシャルワーカーが謝罪にくる。

この病院を選んだ理由だが、

  • 嚥下障害に対するリハビリに自信があるようだった
  • リハビリが365日休みなく行われる
  • 出来て間もないので、設備が最新であり部屋がきれいである

特に嚥下障害のリハビリには期待している。
嚥下障害は苦労しそうな気がしているからだ(この感は的中することとなる)。

リハビリの週間スケジュール表が届いた。
リハビリは1単位20分であり、2単位を1セットとしてスケジュールが組まれていた。
一日に、理学療法は2セット(80分)、作業療法は1セット(40分)、言語聴覚療法は1セット(40分)行う。
このスケジュールが、土曜、日曜、祭日など関係なく365日行われる。
これに自主トレを加わるだろうから、結構ハードな状況になるだろう。

昼食時間となる。
経管栄養用のチューブは抜いてきたので、新しいチューブを入れることになる。
チューブを口から入れて、栄養注入が終わったらチューブを抜くと言う。
つまり栄養の注入のたびに、チューブの抜き差しを行うことになる。
これは嚥下の訓練も兼ねているらしい。
看護師さんにチューブを口から押し込まれるが、喉の反射が強く「オエ」となりなかなか飲み込めない。
看護師さんも「うどんを飲むように飲み込んで」と言うが、飲み込めないのが嚥下障害だし「うどんは丸飲みしない」と思った。
結局はチューブを口から飲むことは諦めて、鼻から入れることになった。
鼻からもつらいのだが、口からよりはマシであった。

トイレに行くにはナースコールしなければならない。
歩行器や杖を使ってでも安全に移動できるようにならなければ、1人ではトイレに行けない。
午後からリハビリは始まったが、今日はベッドの上でストレッチのみだった。
明日からスケジュール通りのリハビリが始まる。
まずは1人でトイレを自由に行けるようになることが目標だ。

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