発症五か月後の症状

ワレンベルグ症候群を発症してから五か月が過ぎた。
リハビリの回数を重ねるごとに、体が元気な頃に戻っていく感じが減った。
回復のスピードがゆっくりになっていると思われる。
でも絶対に諦めないと自分に言い聞かせる毎日。


【目】
普段、「めまい」を感じることはほとんどなくなった。
パソコン等を長時間やっていると、左目(梗塞側)は疲れやすい。
疲れるとピントが合わない。

【顔面左側】
温痛覚障害は変化なし。
異常感覚は強くなった。
「チクチク」「ビリビリ」した痛みは1日数回発生。
ときたま輪ゴムで弾くような突発的で強い痛みもある。
しびれに変わって、霧吹きで水を振りかけたような独特の感覚を感じる。
痒みに悩まされる時が増えた。
痒み止めが手放せない。

【嚥下】
経管栄養は終了。
ソフト食だが三食経口摂取に。
お粥200gを含めてほとんど完食できるようになる。
油断すると強烈にむせる時があり、むせると食事を続ける気力が失せる。
吐き出す力が弱っているので、なかなかむせが治まらない。
とろみのない水分や唾液はまだ飲み込めない。
寝る前にチューブで水分のみ摂取(経管栄養と同じ方法)。

【歩行、平衡感覚】
あいかわらず継ぎ足歩行(タンデム歩行)は苦手。
理学療法は体力の向上が中心となる。
リハビリは半分の時間はマシンを使って体力向上を行う。
マシンでの歩行速度は手でつかまっている状態で時速3キロ、手放だと2キロ。
公共交通機関利用の評価については問題なし。

【上肢】
問題を意識することはほとんどない。

【首から下右側】
温痛覚障害は変化なし。
異常感覚は強くなった。
手のひらと膝から下の火照り感が継続。
火照り感は足の脛に強く感じる。
冷たい物に触れるとビクッとした感じだったが、最近は痛みに変化している。
この病気、冷たさが激痛で感じる方もいるので、そこに向かっているのではと恐れている。
尿管結石等の内臓の痛みがあったが、感じたのはすべて左側。
温痛覚障害により内臓も右側は痛みを感じないのではと、これも恐れている。

4件のコメントがあります

  1. べる さん

    経口摂取になったのですね。
    私も経口摂取ができるようになったときに生きてる実感をもらいました。
    味わって食べれることの喜び。
    ソフト食は決して美味ではないですが、それでも嬉しかったです。
    嚥下に必要な筋肉を使うことで良くなっていくと思います。がんばって下さい。

    1. のすけパパ

      応援ありがとうございます。
      同感です。味覚が大丈夫だったことが確認できたのも喜びです。
      今月から嚥下用の筋肉を集中的にトレーニング中です。
      成果が出て嚥下に繋がればと思っています。

  2. ともやん さん

    私も同じ病気です。
    ワレンベルグ・椎骨動脈乖離それと私は小脳梗塞です。
    1ヶ月ICU・3ヶ月リハビリ病院を経て、社会復帰しました。
    私も嚥下障害とふらつきが最後まで大変でした。
    職場復帰は早い方が良いかと。
    やはり社会にもまれながらだとリハビリは早いですよ。
    今では発症から約1年半経ち、ジムにも通ってます。
    年齢は40です。
    あー。経管栄養が終われば、次のステップは早いですよ。

    1. のすけパパ

      ともやんさん、回復されてよかったですね。嚥下障害はつらいですから。
      私もこれからの急速な回復に期待しています。
      しかし、この病気、若くて発症される方が多いですね。
      これからの長い人生、病気との共生になりますが、お互いに頑張りましょう。

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