自宅での食事(MFSやわらか食)

退院して自宅療養を始めたが嚥下障害はなかなか改善しない。
経口摂取はできるのだが、特別な食事なので外食ができない。
外食ができないと外出の時間が制限される。
不自由な状況ではあるが、経口摂取できる喜びは大きい。
今回は嚥下障害でも経口摂取できるソフト食「MFSやわらか食」をレポートする。

MFSやわらか食

複数のおかずが入った「おかずセット」として冷凍食品で販売。
見た目は普通の食品と同じであるが、特殊な製法で軟らかくしてある。
1週間単位の定期コースが基本でメニューは選べない。

【良い点】

主菜と副菜4品の組み合わせで、野菜もバランス良く含まれている。
驚くほど軟らかい。
味は悪くない。
1食送料込み750円と納得できる値段。

【悪い点】

予め冷凍庫から冷蔵庫に移して解凍しておく必要がある。
普通は冷たいまま食べるものが混在している(漬物など)。
副菜はやわらかくする加工が行われていないものも混在していると思われる(単に柔らか目に煮ただけ)。
副菜の中には水分が少なく、パサついていて飲み込みにくいものがある。

パサつきの問題は「とろみつゆ」をかけることで工夫している。
前回の「あい~と」と比べると見た目、おいしさは1歩下がるが、値段とのバランスが良い。
好き嫌いがなければ、メニューが選べないのはそれはそれで悩む必要がなくて良い。
最低6食が注文単位なので、冷凍スペースに注意しなければならない。

鱈の甘酢あんかけ

豆腐の中華風旨煮

親子煮

牛肉と里芋の和風あん

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