嚥下改善手術その後

今日はクリスマス・イブ。
二年連続でクリスマスを病院で過ごすことになった。
クリスマスと言えばチキンとケーキ。
チキンを頬張って食べられた頃が懐かしい。
そんなことがまたできるように入院しているのだが。


嚥下障害の改善手術を受けてから4週間が過ぎ、5週目に入った。
現在の状況は、

  • のどの痛みが少しだけ残っている
  • たまにタンに極少量の血が混じることがある
  • 飲み込むときにのどの抵抗感はある
  • 飲み込みやすさは術前の状態までも戻っていない
  • 三食すべて口から食べている
  • 出てきた食事は7割ぐらい食べられている
  • パサパサしたもの、イガイガしたものは食べられない
  • 水分は相変わらず飲めない
  • 経管栄養は行っていない
  • 飲み込んだ後、顔を旋回すると簡単に食物が食道に落ちることがある

こんな感じである。

まだ、のどが腫れているのだと思う。
食前にバルーン訓練を行うのだが、バルーンを引き抜くときに抵抗がある。
抵抗なくスッと抜けるのが術後の状態だと思うのだが、おそらくはのどが腫れていて食道入口部が狭まっているのだろう。

術後、食事以外で今までと違う所がある。

「首をひねったりすると、食道に空気が簡単に入ってしまう。」
食道の弁がないから仕方ないと思うが、食道に空気が入った感じがよくする。
ゲップを我慢している時のような感じになるが、体勢を変えると空気はすぐに抜けてしまう。

「鼻をかむ時に空気が出せない時がある」
鼻の奥の弁を半分閉じる手術を行ったためか、ちからの入れ方によっては全て閉じてしまうような感じで、鼻から空気が出せない。
ちからを入れなおすと空気が出る。

この二つは、元気な頃には経験しない感覚なので、文字で説明するのが難しい。

「嚥下が改善した」と実感できる状況にまだなっていない。
手術してから一か月近くも過ぎたので、そろそろ状況が変わってきて欲しいと期待している。
痛みが完全になくなり、腫れが引くまでの辛抱と自分では思っている。

昼食にささやかなケーキが出た。

コメントを残す