天気と視床痛

天気の変化によって、頭痛や肩こり、関節の痛みを感じることを「天気痛」と言います。
わたしの視床痛も天気によって変化します。
これからの天気の変化を予測できるくらい、視床痛が影響します。

嵐
天気予報で有名な株式会社ウェザーニューズさんが天気痛のアンケートを行ったところ、日本人のなんと6割が天気痛の自覚症状を感じている結果が出ました。
天気痛調査2020

一般の多くの方も、天気の変化によって体調が変わることを自覚していることに驚きます。
わたしは発症前には天気痛を自覚したことがありません。
古傷が痛むことが年に1~2回ありましたが、回数が少ないので天気との関係は考えませんでした。
それが今では天気の変化を予測できるまで、視床痛が天気の影響を受けます。
視床痛が発生するときは、天気が悪くなる前兆の場合が多いのです。

天気痛は気圧の変化が原因とされています。
実は気圧計を買って、気圧と体調の変化を自分で確認したことがあります。
その時のわたしの結論は「気圧と体調は関係がない」でした。

今ではこの結論は間違いであったと思っています。
当時は次のように考えていました。

  1. 気圧の変化よりも、気圧の高低が体調と関係していると思い込んでいた(気圧が高いと体調が良くて、気圧が低いと体調が悪い)
  2. アナログ式の気圧計なので、気圧の小さな変化を無視していた

気圧の体調への影響は次が正しいことのようです。

  1. 絶対的な気圧の高低ではなく、気圧が「変化」した時に体調に影響が出る
  2. 気圧は上がる変化より、下がる変化の方が体調に影響が出る
  3. 数ヘクトパスカル程度の小さな変化でも体調に影響が出る

これで視床痛が発生する時に、天気が悪くなる前触れであることの説明がつきます。

実はひとつ納得していないことがあります。
人間が気圧の変化を捉えるのは内耳(耳の奥にある器官)で、延髄外側梗塞ではこことの神経経路に障害が生じると認識しているのですが、それでも気圧の影響を受けます。
特にわたしは平衡感覚がないに等しいのですが、気圧を伝えることと平衡感覚を伝えることでは神経経路が別なのかが不思議に思います。

スマホには気圧計のセンサーを内蔵しているものがあります。
天気痛で困っている人が多いのか、スマホのセンサーを使って気圧と天気痛を管理するアプリも多く見かけます。
こういったアプリを試してみるのも良いと思います。
ただ気温や湿度と違って気圧はエアコンでコントロールできないので、痛みを抑えることは無理なのは悲しいところです。

天気痛に効くツボというのもあります。
「内関」というツボです。
ここを刺激すると天気痛が緩和するそうです。
視床痛に効くかは試してみてレポートします。
google検索 《内関 ツボ》

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