「これも後遺症??」の6回目です。
発症時に医師からは聞かなかったり、ネットの記事では見かけなかったりする、「ワレンベルグ症候群」では比較的軽めの症状を紹介しています。
このシリーズもそろそろネタが尽きてきました。
今まで紹介した症状は、わたしがすべて経験した(している)症状です。
私も発症から10年近くなり様々な症状を経験しましたが、このような症状はまだまだあるようです。
しかしこうやってブログに載せるには、実際に経験した「経験談」だからこそ価値があると思いますので、自分が経験していない症状は書かないことにします。
とにかくワレンベルグ症候群は「症候群」と言うだけあって、症状が多岐にわたるということです。
今回は「手がベタベタ」と題して、手汗のことを書きます。
普通は、暑かったり、緊張したり、あるいは辛いものを食べたりすると、手のひらから汗が出ることがあります。
時には手のひらが「ヌルヌル」「ベタベタ」と感じることもあります。
すべりやすいものだと、掴んだ時にツルっとすべってしまうことさえあります。
わたしはワレンベルグ症候群を発症して、朝起きると手汗がたくさん出るようになりました。
季節に関係なく起こるので、気温の影響ではありません。
特に緊張しているわけでもなく、朝食前なので辛い食べ物も関係がありません。
朝起きるとすぐに手を洗うので、寝ている間の汗でもありません。
手汗の量を文字で表現するのは難しいのですが、前述の「ヌルヌル」「ベタベタ」するぐらいです。
(汗がしずくで落ちる程ではありません)
パソコンのキーボードを叩くときに、手汗がすごく気になります。
汗の塩分は金属を腐食させるので、電子機器の端子には汗が付着しないように注意が必要です。
わたしはパソコンを自作するので、電子機器に触れる機会が多いのです。
朝の寝起きにパソコンのケースを開けて、ゴソゴソしていることもあります(オイオイ!)。
パソコンの中を触る場合は、手袋を必ずします。
手汗がたくさん出るのは、温痛覚障害と関係あるのかもと疑ったりもしました。
しかし不思議なことに温痛覚障害は体の右側だけで、手汗は両手に起きます。
手を洗ってからも手汗は出るのですが、お風呂に入ったり、シャワーを全身に浴びたりすると手汗が治まります。
朝起きると皮膚からの温度の感覚を脳が誤認識して、それが原因で手汗が出ていて、お風呂やシャワーで正常に戻るような感じです(わたしの想像です)。
今ではすっかり朝風呂が日課になっています。