自宅での食事(あい~と)

嚥下障害が完全に改善していない状態での退院となったので、嚥下障害用のソフト食を自宅で用意しなければならない。
ソフト食は家庭で作ることも不可能ではないが、手間がかかるため市販品を使う事にした。
今回は「あい~と」をレポートする。

あい~と

冷凍食品のおかずを1品単位で販売。
見た目は普通の食品と同じであるが、特殊な製法で軟らかくしてある。
最近テレビにも取り上げられることもあり、介護食では比較的有名(と思う)。

【良い点】

とにかく味が良い。
焦げ目が付いているものもあり、焦げ目の香ばしさもある。
見た目も良い。
驚くほど軟らかい。

【悪い点】

レンジで暖めると温度ムラが出て、部分的に冷たいところがある(うちのレンジだけの問題かもしれない)。
ちょっと高い(1品が500円前後)。
おかずとしては1品だけでは足らない(トレーのサイズは115mm×115mm)。
肉や魚のおかずの場合は、野菜を別途用意しないと野菜が不足する(つけ合わせで野菜が含まれている場合もあるが、付け合せなので少量である)。
メニューによっては「もっちり」としていて飲み込みにくいものがある。

暖める時の温度ムラについては、予め冷凍庫から冷蔵庫に移して解凍しておくか、冷凍のままスチームでゆっくりと暖めると大丈夫。
「もっちり感」の問題は、とろみつゆ(下記参照)をかけて食べている。
味も見た目も良いのでお勧めだが、1食で2品となると1000円前後とちょっと高めである。

「とろみつゆ」

市販の白だしを5倍程度に薄めて、とろみを付けたもの。
パサついて飲み込みにくい場合に、とろみつゆをかけると飲み込みやすくなる。
お粥にかけてもOKで、飲み込みやすくなる上に味が付くので食欲が増す。
とろみつゆを私は毎食用意している。

豚の角煮

豚肉の甘辛炒め

エビグラタン

さばの味噌煮

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