体重15キロ減

入院中は定期的に体重測定を行う。
今日、看護師に呼ばれて体重測定を行った。
こういった病院の体重測定の機械は特殊な機械である。
測定台が低くて大きい。
車いすに乗ったままでも測定できるようになっている。


体重を測った。
結果は47.2キロである。

「ギョッ、50キロを切っている」

思わず、口走ってしまった。
私は身長は168cm、もともと痩せ型ではある。
それでも、発症前は60キロ以上あった。
ちょっと油断して食べ過ぎると62キロぐらいになった。
その頃から比べれば15キロ減である。
入院前は50キロ以上はあった。
入院してから3キロぐらい減ったことになる。

手術直後は経管栄養のみ、現在は経口摂取との併用ではあるが、1日の摂取カロリーは1200kcalぐらいである。
ちょっとネットで調べてみると、私の年齢だと必要カロリーは2000kcal~2500kcalぐらいだから大分と足らない計算になる。
このままでは痩せていく一方である。
経管栄養は今以上に量を増やすと、のどに上がってくるので限界である。
口から普通に食べられないと、摂取カロリーを上げることは難しい。
元気な頃は油断するとすぐに体重が増えてしまったから、普通に食べられるようになれば体重は簡単に戻せると思う。

体重が15キロも減ると見るからにガリガリなのだが、お風呂に入るときに自分で体を見ても嫌になる。
胸が薄くあばら骨がゴツゴツと見えている。
腹の皮がたるんでいる。
おしりは肉が下がっている。

痩せていても体重が15キロも減ると、腹の皮がたるむ。
これには驚いた。
もう裸を人前にさらすことはないのと思うのだが、もう少し見た目もなんとかしたい。

口から食らべれるということは、だいじな事なんだとつくづく感じる。

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