アンケートのお願い[クリック]

僕にできることはここまでです

嚥下の専門医のところへ再び訪れました。
嚥下に鍼治療を試そうと思って、一度訪れた病院です。
実は一か月前に予約を入れていたのですが、仕事の都合で行くことができなくなり、予約を変更しました。
再予約で一か月もズレてしまうのは、これも大学病院の宿命ですね…


鍼治療は結局は受けなかったことは、以前に書いたとおりです。
今回はVF(嚥下造影検査)を受けに来ました。
VFはレントゲンによる動画撮影です。
嚥下動作など、見えないところの動きがリアルタイムで見られるので、病状を細かく分析できるのは理解できます。
しかし、動画撮影のためレントゲンを浴びている時間が長く、レントゲンによる被曝が心配です。
特にVFの場合はのどが中心なので、甲状腺や脳が近いのも気になります。
今回のVFでは、医師が被曝に対して相当に気を使ってくれて、撮影時間を最小限する努力をしてくれました。
このような配慮があったのは、今まで数回VFを受けていますが初めてです。
VFによって新たな治療法が見つかればうれしいのですが…

VFも終わり、診察室に戻って医師と話すことになりました。
飲み込みが困難な原因の説明を受けました。
飲み込んだ食塊は、のどの奥がせばまって食道に押し込まれます。
これはチューブを絞って歯磨き粉を押し出すのと似ています。
私の場合は、のどの奥がせばまることが弱く、食塊を食道に押し込めないのが飲み込みがしづらい理由です。
この「のどの奥をせばめる筋肉」は、今のところリハビリの方法がないことを聞かされました。

医師が最後に私に言いました。
「僕にできることはここまでです」
「……」
この先生は、とてもとても正直な方なんだろうと思います。
でも、できれば医師からは聞きたくない言葉です。

私も覚悟はしていましたが、実際に言われるとショックです。
元気な頃なら、お酒でも飲んで発散したいところですが、それもできないのが悲しいところです。
ある程度は覚悟していたので、どん底の気持ちではないですが、くよくよししてもしょうがないので上を向きます。

なったものはしょうがない。
まぁ、なんとかなりますよ。
今まで、なんとかなってきたのだから。

3件のコメントがあります

  1. チェルブピグミーエンゼル さん

    平成26年、4月末に左延髄脳梗塞を発症しました。
    同年、10月に退院して通院していました。
    全くの改善を感じられず、1日があっという間に過ぎていき焦りなどでいっぱいいっぱいになり精神科にも受診しています。
    現在の症状は左顔面のしびれ(たまにじっとしていられなくなるくらいの傷み)、少しの視覚障害、少しの聴覚過敏、右半身(特に右足)の温痛覚障害、左へ引っ張られる感覚です。
    そこでこの前、脳外科の先生にはっきり言われました。
    「ここまで1年ちょっと、驚異的に回復したと思います。だけどもう良くなりませんよ。期待しない方がいいです。
    それよりも現状を自分自身納得(把握)して今出来る事(復職)を探した方がいいですよ。」…なんやこいつ!ってその場は思いました。
    だけど薄々分かっていたんです。
    逃げていたんです。リハビリの先生達は優しいから…。
    そして気持ちを入れ換える事にしました。
    障害者手帳を取り、会社に現状を話し、こんな状態でも仕事を与えて貰えるか…。
    平成27年7月から復職しました。
    まだ受診日や体調不良の時は休んでます。
    はっきりと言われて気持ちを切り替える事の出来た、
    単純な男の話しでした。長文失礼しました。

    1. のすけパパ

      こんばんは。
      仕事に復職されて良かったですね。
      普通の生活ができることが、なによりありがたいですから。
      気持ちの踏ん切りをつけることも大事なことだと思います。
      でも、3年や5年たってリハビリで改善した話も聞いたりしますし、変わったらラッキー程度でリハビリを続けるのも良いと思います。
      精神的にイッパイイッパイになることが、体調にもホント良くないので注意しないといけないと思っています。

    2. 北斗 さん

      横からすみません。
      北斗と申します。
      小生もワレンベルグ発症者です。
      本文からお体の現状を察知させて頂きましたが、おつらい状況だと思います。
      小生も今は元気?!と周りから、何より自負ですが発症後は少しでも前のように回復したいとの思いで自己流リハビリ計画を立て今でも実践しております。
      小生が仕事に復帰した時は、立ちくらみ、ふらつき、頭の中がノイズ(頭痛?)の状況でした。
      また歩くのがやっとの状況でしたので出勤時は家族の車での送り、帰りは近所に住まいのパートさんに同乗して帰宅でした。
      毎日毎日誰かの世話になるのが嫌で、徒歩で通勤を始めました。(片道1時間の距離)。
      次にチャレンジしたのが自転車通勤です。
      当初はバランスが悪くすぐ転倒してしまい、危ないからやめようなんて脳裏にはありましたが、とにかく誰かの世話になるのが申し訳ないのと、元のように自立したいと自転車で裏道(農道w)を走り通勤しました。
      次にチャレンジしたのが自宅にあった原付スクーターで、今は125ccスクーターに乗って通勤してますw。
      小生もここまでくるのに努力した事はたくさんありますが、何よりリハビリで改善させていくことに希望はあると思います。
      諦めなきゃいけない場面と努力しなきゃいけない場面(努力すれば回復出来る!)が出てきます。
      焦るより考えて考えてリハビリに取り組んではいかがでしょうか。

コメントを残す