このブログは私が脳梗塞になったのがきっかけで始めました。
ブログの内容も病気の話に絞っています。
同じ病気の方本人や、同じ病気の方が身内にいらっしゃる方を読者の対象として書いています。
私も発症して三年目に突入しました。
良い意味でも悪い意味でも、症状は落ち着いています。
まぁ、悪い意味では、症状が良くもなっていないことなのですが。
症状の変化がなくなると、実はブログのネタが無くなります。
それとともに、仕事にも復帰して気持ちがややイッパイイッパイになっています。
と、ブログの更新頻度が下がっている言い訳をしていますが…m(__)m
この病気で、発症してから5年後とか10年後とかの話をネットで見かけたことがありません。
その単位になると、少しは症状も改善されているとも聞きます。
5年後、10年後の状態は私自身も大変に興味があります。
5年間、10年間の症状の変化を記録したいと思っています。
ですので、更新頻度は下がってはいますが、ブログは続けて行くつもりでいます。
気長にお付き合いいただけると、私としてもうれしいです。
話は変わりますが、先日、リハビリ病院の担当医が交代となりました。
大きな病院では、医師の入れ替わりがあることは致し方無いことではあるのですが。
何が面倒かと言うと、病状を一から説明するのが面倒です。
私は嚥下障害から、しゃべることも不自由なので説明は大変です。
最後に「どんなことに困っていますか?」と聞かれ、
いろいろと言いましたが「疲れやすくなりました」と言ったら、医師から次のような説明を受けました。
病気で体の一部の機能が失われると、他の器官が失われた機能を補って代わりをしようとします。
代わりをしている器官は、今まで以上に研ぎ澄まされて目一杯働こうとします。
正常な器官が100%以上に動こうとして、どうしても疲れやすくなってしまいます。
こんな説明を受けたのは始めてでした。
「なるほど!」と思ってしまいました。
説明を聞いて、疲れやすくなることへの不安がかなり解消しました。
説明のうまさ以上に、話すときに言葉をひとつひとつ慎重に選びながら、とても丁寧に話をしようとしているのが伝わってくる医師でした。
私はこの医師の人柄に、大きな安心と信頼を感じました。
医師という仕事は、もちろん病気を治すことが最重要ですが、患者の心のケアも忘れないで欲しいと思います。
私も過去に、心ない医師の一言で深く傷ついたことが何度かあったことを思い出しました。
病気ブログは理由があってのものと思いますので、フェードアウトしていくのはいいことだと思っています。
ゆっくりやってください(^^)
身体が失われた機能を補うために無理をすることはよく感じます。
元々、身体には多少の余裕があって、その範囲内で機能が劣っても不自由は大して感じないし、あまり疲れないと思うのです。
私はとても余裕は無いですね。
アスリートなんかも、余裕なんて無いでしょうから、老化なんかで機能が劣ってくるとてきめんに分るでしょうねぇ。。
慢性の病気では心のケアは大事ですね。
でも、医師からしたら他人事ですからねぇ…。
こんにちは。
ブログはぼちぼちと続けていきますね。
医師からしたら他人事で、そして医師も仕事ですからね~。
ただ、その一言が患者の精神状態にものすごく影響があるってことを、もうちょっと考えて欲しいなと
思う時がありますね。
今年1月末にワレンベルグ症候群発症した男です。
心強いブログに感謝しています。
しっかりとコメント出来ませんが、
今後ともよろしくお願いします。
こんにちは。
応援ありがとうございます。
長く続くことの方が意味があるように思ってますので、細々でも続けていこうと思います。
のすけパパさんこんにちは。
>病気で体の一部の機能が失われると、他の器官が失われた機能を補って代わりをしようとします。
>代わりをしている器官は、今まで以上に研ぎ澄まされて目一杯働こうとします。
>正常な器官が100%以上に動こうとして、どうしても疲れやすくなってしまいます。
小生も「なるほど!」と同感です。
ここが機械と違うところですね。
機械はここが故障したら他でカバーするというより交換でしか動かない。
人間の細胞や身体は何とか働こうと眠っていた組織が動き出すみたいな・・・。
これこそがリハビリですね。
こんにちは。
失った機能を、他の器官が補おうとするのを加速させるのもリハビリなんでしょうね。
「リハビリ」の本来の言葉の意味を考えれば当たり前ですね。
ただ、成果があまり感じない時期になると、モチベーションを上げる工夫が必要ですね。
最近、私はさぼりがちです……