脳梗塞の後遺症では視床痛に苦しんでおられる方が多いと聞きます。
私も時折おそってくる視床痛が、とてもとてもつらい時があります。
今日は視床痛を少しは緩和できるスマホ・アプリを紹介します。
視床痛の厄介なところは、特効薬が存在しないことでしょう。
「視床痛に効く」と言われる薬はいろいろとあるようですが、自分に合う薬とめぐりあうまで、たくさんの種類の薬を試さなければなりません。
幸いにも自分に合う薬とめぐりあえても、今度はその薬の副作用に苦しまれる方も多いと聞きます。
視床痛が起きる原因は脳の興奮状態が影響するようで、視床痛の薬の多くは脳の興奮をおさえる何らかの成分が入っているようです。
この成分は脳の活動を沈静化させる作用があるため、激しい眠気や集中力の低下、けだるさなどが副作用として表れます。
強い副作用から薬を断念される方もいると医師から聞きました。
私の仕事はデスクワークが中心なのですが、眠気が強いと仕事にならないので、その理由から薬を試したことがありません。
しかし、逆に視床痛の痛みで仕事に集中できないこともあります。
視床痛が脳の興奮状態に影響されるとするなら、薬とは違う方法で脳の興奮をおさえることができれば、視床痛がやわらぐ可能性があります。
最近、リラックスするためのスマホ・アプリがあることを知りました。
そんなアプリを紹介したいと思います。
私はiPhone派なので、紹介するアプリはiPhone用です。
1つ目は「Sleep Orbit」です。
このアプリは、リラックスできる音源(波とか鈴の音)を空間に自由に配置して、鳴らすことができるアプリです。
言葉で説明するのは難しいのですが、ヘッドホンやイヤホンを使ってこのアプリを動かすと、音源が頭の周りをクルクルと動きます。
2つ目は「Relax Melodies: Sleep Sounds」です。
このアプリは、「風」とか「海」の音とは別に、リラックスできる緩やかな音楽が数多く入っています。
3つ目は「Eternal Fire]です。
このアプリは暖炉が燃えている様子を単純に再現するアプリです。
パチパチという音と、炎の動きがリアルです。
(火かき棒で薪を動かすことができます。これがクセになります。)
私は最近視床痛におそわれると、イヤホンを付けてソファにもたれかかり、アプリを動かして目を閉じてじっとしています。
しばらくすると視床痛がやわらぐこともあります。
アプリストアで「リラックス」、「睡眠」、「瞑想」とかのキーワードで検索すると、たくさんのアプリが見つかりますよ。