風疹抗体検査

一時期ほど世間では騒がれなくなりましたが、風疹の抗体検査を受けました。
子供の頃に集団予防接種を受けた年齢ではなく、また風疹にかかった記憶も定かではないので検査を行うことにしました。
大人は風疹になっても、症状は軽いので怖がる必要はなさそうですが、万が一にも妊婦さんに感染させたらまずいと考えました。
通勤で電車を使いますので、人様に迷惑をかけたくありません。

風疹の抗体検査は血液検査で行います。
私は今でも三カ月に一回、血液検査を受けているので、慣れたいつもの検査です。
ただ、抗体検査は結果が出るまでは一週間かかりました。

一週間後に再び病院を訪れました。
抗体を示す値が基準値の2.0を下回っていると、体には抗体がありません。
医師が検査結果を見ながら、
「2.0未満は抗体がないのですが、結果は56.7なので十分過ぎるほどありますね~」
と言われました。
ひょっとしたら、子供の頃に風疹になっていたのかもしれません。
安心して病院を出ることができました。

ところで、私が住んでいる市町村では抗体検査が無料です。
ただし、以下の条件です。

  1. 妊娠を希望する女性
  2. 妊娠を希望する女性のパートナー
  3. 妊婦のパートナー

うーん、この条件に該当するのはちょっと無理がありますね。
(2)の「妊娠を希望する女性のパートナー」でゴリ押しもできますが、気が引けます。
(あくまでも、妊娠を「希望」する女性のパートナーです。希望ですから……)
ネットで調べてみると、対応は市町村でバラバラですね。
市町村によっては抗体検査だけではなく予防接種も無料になる所もあるようです。
私が住んでいる市町村では、予防接種は無料にはなりません。
気になられる方は、市町村のホームページで確認されたら良いと思います。
ちなみに私の会社は風疹の予防接種に補助があって、費用は会社が負担してくれます。

万が一妊婦さんが感染すると胎児への影響などリスクがとても高いのですから、もう少し国もちからを入れても良いのではと思います。
妊婦さんの不安を減らすことも、少子化問題の対策なのではと感じます。

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