口内炎の予防

ここ数年、口内炎で苦しんでいます。
口の中にできる、じ~んと痛い「あれ」です。
口内炎ができる原因は自分でも分かっています。
嚥下障害が関係しています。

私の口内炎は口蓋垂(こうがいすい:いわゆる「のどちんこ」)の左側のやわらかい部分にできます。
プチッとした「できもの」で、大きさはせいぜい1mmくらいです。
強く押せば自分でつぶせます。
痛みは弱く我慢もできるのですが、なんとも言えない不快感でついついつぶしてしまいます。

原因は口を開けて寝ているからです。
嚥下障害から睡眠中も唾液を飲み込むことができません。
飲み込めない唾液を口から流し出そうとしているのか、あるいは口を開けて唾液を乾燥させているのか、無意識の行動なので理由は分かりませんが口が開きます。
朝目覚めると口の中が完全に乾燥していることもあります。
もうカラッカラの状態です。

口内炎の薬もためしました。
患部に直接塗るタイプの薬です。
薬を塗って寝れば朝には治っているのですが、いかんせん口の中に塗る薬なので嫌な味がします。
にがくはないのですが、おいしいハズはありません。
それにできてしまった口内炎を治療する薬なので、口内炎ができるのを防ぐことはできません。

口内炎を防ぐ方法がないのかといろいろ考えてみました。
寝ている時に口を開けなければ良いだけなので、口を開けない方法を考えました。
自己啓発本などでは、寝る前の自己暗示が目標達成に効き目があるとよく書いてあります。
寝る前の布団の中で「私はXXXができる!」と唱えて自己暗示をかける方法です。
応用してみることにしました。
「私は睡眠中に口を開けない」
「私は口を閉じて睡眠する」
「私は思ったことは達成できるのだ! おりゃ!」(「おりゃ」は自分への掛け声)
……

翌朝、口内炎がありません。
やった~
\(^o^)/

その夜も自己暗示をかけます。
二日目の朝はばっちり口内炎ができていました。
(T_T)

ある日、得意なamazonを見ていると、「いびき防止グッズ」が目に留まりました。
そこには睡眠中に口が開かないようにするグッズがありました。
口を開かないようにして、いびきを防止するグッズです。
「これだ!!」と思って早速ポチりました。

私がポチったのはこれです。

「顎(あご)サポーター」という商品名で、顔をサポーターで縛って顎を動かないようにする物です。
素材は薄いウェットスーツのような物で伸縮性があります。
したがって顎が完全に固定されるのではなく、口が少し開けにくい程度です。

実際使ってみると、効果はあります。
1カ月程使用しましたが、サポーターを使った翌朝は口内炎がありません。
口が開くことを完全に防止できるものではありませんが、サポーターをしていることを無意識にでも感じることによって、自ら口を閉めているのではないのかと思います。

効果はあるのですが、欠点もあります。

  1. 当然ですが顔が締め付けられる感じがします。慣れますが……
  2. 翌朝、髪形に激しいクセがつきます。

クセの件は、私は毎朝シャワーを浴びるのが日課なので問題ありません。
(丸坊主なので、そもそもクセは大丈夫なのですが)
これで、嫌な口内炎から解放されそうです。

さてさて、2018年ももうすぐ終わりですね。
歳をとると一年が短く感じます。
今まで生きてきた時間と一年をくらべると、歳をとるごとに比率が大きくなるので短く感じるのだそうです。
今年の一年は、今までの人生の52分の一。
来年の一年は、今までの人生の53分の一。
どれだけ笑って過ごせるのか、穏やかに過ごせるのかを願っています。

来年もそしてその先もマイペースですがブログは続けようと思います。
ブログにおつきあい下さった皆さん、今年もありがとうございました。
どうぞよいお年をお迎えください。

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