大きな病気をすると、精神的なダメージも計り知れないものがあります。
でもネガティブに考えても、落ち込むのは自分です。
これからも生きて行かなければならないのですから、病気になった経験をプラス思考で考えてみました。
人の優しさを感じる
病気になってたくさんの方に支えられ、元気づけられました。
もちろん家族や友人からの支えは大きいのですが、見ず知らずの方から優しさをいただいた時は心にとても残ります。
元気な頃でも、人から優しさをいただいたことはあるハズです。
でも思い出そうとすると、記憶が薄いことに気付きました。
「ありがたみは薄い」とか、「やってもらって当たり前」とか思い上がっていたのかもしれません。
今は「人はとても優しいものなんだ」と思うようになりました。
電車の中では、立っている私に席を譲ってくださる方がたくさんいます。
「眠っていて、目を開けた瞬間に私に気づいて譲ってくださる方」
「立ってノートパソコンを操作しているのに、自分の前の席が空いても横にいる私に譲ってくださる方」
「私の後ろ側の席なのに、後ろから私の肩を軽くたたいて譲ってくださる方」
私はそのご厚意に甘えて、いつも座らせていただきます。
ただ、必ずハッキリとした声で「ありがとうございます」と言うように心がけています。
ホームの階段を登っていると、後ろから「大丈夫ですか?」と声をかけていただいたこともあります。
こんな瞬間に出会えた日は、一日がとても暖かい気持ちでいられます。
偉そうですが、「世の中捨てたもんじゃない」と思ったりします。
自分も「人に優しくならなければ」と感じます。
人の健康が気になる
自分がこんな体になったので、「健康」ということがどれだけ大切なのかが分かります。
私の中では「健康はすべてにおいて優先されるべき事柄」で、「健康でなければ何を得ても無意味」と感じています。
どんなことがあっても、健康だけは犠牲にしてはいけないと思っています。
こんな気持になっているので、人の健康が気になって仕方がないのです。
もちろん大切な家族の健康が一番気になるのですが、見ず知らずの人でも気になってしまいます。
自分がこの病気の一番の原因が喫煙と思っているので、特に喫煙には敏感です。
タバコを吸っているのを見かけると「タバコは絶対にやめた方がいいよ」と、見ず知らずの人でも声を掛けたくなります。
病気経験者の私なら、健康な方よりは少しは説得力があると思うので、機会があれば「健康に気をつける」話をするようにしています。
ひょっとして、実は寿命が伸びたのかも
この病気を発症する前は、結構不摂生な生活でした。
- 一日一箱以上の喫煙
- 自他共に認める大酒飲み
- ストレスが多い仕事
- 残業が多く不規則な生活
- 早食い
- 脂っこいものが好物
- 運動不足
あまりに典型的で、病気にならないのが不思議なくらいです。
(で、結局病気になったのですが……)
当時、こんなことがありました。
- 年に一回くらいの、背中の激痛と高熱
- ときどき尿が濁っているのと、泡立ちがなかなか消えない
背中の激痛では病院に行ったことはあるのですが、原因はハッキリしませんでした。
思うに「すい臓」、「腎臓」、「肝臓」の異常や、糖尿病などの重大な病気の可能性があります。
脳梗塞の発症後、お酒、タバコは完全にやめましたし、食事内容にも大変に気を使っています。
その結果、これらの症状はピタリと治まってしまいました。
だから、こんな風に考えます。
「脳梗塞を発症していなかったら、別の病気を発症していたのかも」
「ひょっとすると、もっと重篤な状況になっていたのかも」
極端に言えば「寝たきりなっていたり、下手をすると死んでいたのかも」と考えたりします。
そして……
「大きな病気をして、気付いたことはある?」
何回か質問されたことがあります。
私は
「今まで健康のありがたみについて、なにも気付いていなかったことに気付いた」
と答えます。
もちろん病気にならないことが一番です。
なってしまったことは、どれだけ後悔をしても元の体には戻らないのです。
だから病気になったことも、人生経験のひとつと捉えて「プラス思考で考えてみる」のも必要なのではと思いました。
おはようございます。
元気ですかー。元気があれば何でも出来る。。
ちょっと違う意味でしょうねぇ・・・。猪木氏も糖尿病で倒れた事があるらしいですがね。
こちらでは、譲ってもらうほど人がいません。
ちょっと前に顔からダイブしちゃいました。
打ち身と擦りむきですみましたが、危ない危ない!
助けてもらうにも無人。まぁ駅前だったので1時間ほど倒れていれば誰か通りかかったでしょうけれど。
躓いたのですが、横に倒れなかったので良かったです。
大腿骨とかを傷めると大変。
これからの季節は滑りにも気をつけないと。
こんばんは。
お怪我は大丈夫ですか?
骨に異常がなくてよかったですね。
怪我すると、運動不足からの悪循環に入ってしまいますから、気をつけてくださいませ。
こちらは雪はほとんど降らないですが、もし降ったら私は怖くて家から出れないですね~。
これでもスキーは得意だったので、雪は好きだったのですが……